[[index.html|隆房集]]
====== 19 つくづくと見るに心はくれは鳥あやしと人の目にや立つらむ ======
===== 校訂本文 =====
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人あまたある中にても、目かれもせずまもらるれば、「あやしとや見るらむ」と思ひながら、さりとては、「かくてだにこそなぐさまめ」と思ひしことを、
つくづくと見るに心はくれは鳥あやしと人の目にや立つらむ
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===== 翻刻 =====
人あまたある中にてもめかれも
せすまもらるれはあやしとや
みるらむとおもひなからさりとては
かくてたにこそなくさまめと
おもひしことを/s13r
つくつくとみるに心はくれはとり
あやしと人のめにやたつらむ/s13l
https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100002834/13?ln=ja