[[index.html|醒睡笑]] 巻8 かすり
====== 30 ある僧冬扇を持ければ雪中の扇に何の役かあらん・・・ ======
===== 校訂本文 =====
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ある僧、冬扇を持ければ、「雪中の扇に何の役かあらん」。僧、しばしありて扇を使ひ、「当話につまり、汗かひてさふよ」。
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===== 翻刻 =====
一 或僧冬扇を持けれは雪中の扇になんの
役かあらん僧暫ありて扇をつかひ当話に
つまり汗かひて左右よ/n8-43r