[[index.html|醒睡笑]] 巻8 頓作
====== 77 大風に壁の覆ひを吹き落されし時・・・ ======
===== 校訂本文 =====
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大風に壁の覆ひを吹き落されし時、目をかけらるる徳人(とくにん)のもとへ俵を乞ひにつかはすとて、
御無心(ごむしん)は蜈蚣(むかで)の手ほど申せどもまたこのたびも俵十たべ
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===== 翻刻 =====
一 大風に壁のおほひを吹おとされし時目を
かけらるる徳人のもとへ俵をこひにつかは
すとて
御無心は蜈蚣(むかで)の手程申せとも
又此たひも俵十たへ/n8-32r