[[index.html|醒睡笑]] 巻8 頓作 ====== 7 信長公堺の津へおましなされし時蠣とつめたと海鼠腸と三色を進上せし・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho8-006|<>]] 信長公((織田信長))、堺の津へおましなされし時、蠣(かき)と、つめたと、海鼠腸(このわた)と、三色(みいろ)を進上せし、その座敷に三条殿((三条西実枝))御入りありて、   かきくれてふる白雪のつめたさをこのわたにてぞ寒さ忘るる [[n_sesuisho8-006|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 信長公堺(さかひ)の津へ御座なされし時蠣(かき)とつめた   とこのわたと三色を進上せし其座敷に三   条殿御いりありて    かきくれてふる白雪のつめたさを     此わたにてそ寒さ忘るる/n8-6r