[[index.html|醒睡笑]] 巻7 舞 ====== 9 景清を舞ふに法性寺の八つの太鼓をだうだうとぞ打つたりけると・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho7-115|<>]] 景清(かげきよ)を舞ふに、「法性寺の八つの太鼓をだうだうとぞ打つたりける」と。聞く人、「八つならば続け打ちに数を八つ打たずし、など二つは打ちし」。はら九郎大夫、答へに、「八文字に打ちたれば、八つにてござ候ふは」。 [[n_sesuisho7-115|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 景清(かけきよ)をまふに法性寺(ほうしやうじ)の八つの太鼓(たいこ)をだう   だうとぞうつたりけると聞人八つならはつづ/n7-55r   けうちに数を八つうたずしなと二つはう   ちしはら九郎大夫こたへに八文字にうち   たれは八つにて御座候は/n7-55l