[[index.html|醒睡笑]] 巻7 謡 ====== 40 千手重衡に雪の古枝の枯れてだにと・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho7-097|<>]] 「千手重衡((謡曲「千手」「千寿」。))に、『雪の古枝(ふるえ)の枯れてだに((千手「雪の古枝の枯れてだに花咲く。千手の袖ならば、重ねていざや返さん。」))』と。これこそ、そでもないことよ。『よきのふるえ((斧の古柄))』とこそ謡ふべけれ。 [[n_sesuisho7-097|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 千手重衡に雪のふる枝のかれてだにと   これこそそでもない事よよきのふるえと   こそうたふへけれ/n7-49r