[[index.html|醒睡笑]] 巻7 謡 ====== 39 卒都婆小町に垢膩の垢づけるとこれも悪い・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho7-096|<>]] 「卒都婆小町((謡曲「卒都婆小町」))に、『垢膩(くに)の垢(あか)づける((卒都婆小町「うしろに負へる袋には垢膩の垢づける衣あり」))』と、これも悪(わろ)い。国にまで((「まで」は底本「まも」。諸本により訂正。))垢があるものか。五体の内にてもよく垢のあるところはうなじなるまま、首(くび)の垢づけるがよい」と。 [[n_sesuisho7-096|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 卒都婆小町に垢膩(くに)の垢つけるとこれも   わろいくににまもあかかある物か五体の内に   てもよくあかのある処はうなじなるままく   ひのあかつけるがよひと/n7-49r