[[index.html|醒睡笑]] 巻7 思の色を外にいふ ====== 17 妙吉侍者も恋の歌詠まれんやと尋ぬる者ありき・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho7-016|<>]] 「妙吉侍者も恋の歌詠まれんや」と尋ぬる者ありき。「なかなか」と返事せらる。「さらば」とて、「逢不逢恋(逢うて逢はざる恋)」といふ題を出だすに、   我が恋は達磨大師の魏にあへる梁の武帝の秋の夕暮 [[n_sesuisho7-016|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 妙吉侍者(みやうきちししや)も恋の哥よまれんやと尋ぬる   者ありき中々と返事せらるさらはとて   逢(あふて)不(さる)逢(あは)恋(こひ)」といふ題を出すに    我か恋は達磨大(たるまたい)師の魏(ぎ)にあへる/n7-11l     梁(りやう)の武帝(ぶてい)の秋の夕暮/n7-12r