[[index.html|醒睡笑]] 巻5 婲心 ====== 41 宗長法師ある方に泊まり暁急ぎ帰るとて下帯を忘れ置かれしを・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho5-040|<>]] 宗長法師、ある方に泊まり、暁急ぎ帰るとて、下帯を忘れ置かれしを、持たせて送りければ、詠みてつかはす。   思ひきや落すたづなの浜風に波より高き名の立たんとは [[n_sesuisho5-040|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 宗長法師あるかたにとまり暁いそきかへるとて   下帯をわすれおかれしをもたせて送りけれは   よみてつかはす    おもひきやおとすたつなの浜風に/n5-22r     浪より高き名のたたんとは/n5-22l