[[index.html|醒睡笑]] 巻5 婲心
====== 37 大内殿在京の時京より御台・・・ ======
===== 校訂本文 =====
[[n_sesuisho5-036|<>]]
大内殿((大内義隆))在京の時、京より御台(みだい)へ
なびくなよ手馴し庭の糸薄(いとすすき)いかなる風のたよりありとも
大内殿御台の返歌
風もなしなびかぬものを糸薄君を思へば心みだるる
[[n_sesuisho5-036|<>]]
===== 翻刻 =====
一 大内殿在京の時京より御臺(みたい)へ
なひくなよ手馴し庭の糸すすき/n5-20r
いかなる風のたよりありとも
大内殿御臺の返哥
風もなしなひかぬ物を糸薄
君を思へはこころみたるる/n5-20l