[[index.html|醒睡笑]] 巻3 文の品々 ====== 7 とかく当世は文章の短かきがはやると言ふを聞きて・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho3-072|<>]] 「とかく当世は文章の短かきがはやる」と言ふを聞きて、侍たる人の方より、知音(ちいん)の僧へつかはしたるとなん。 >送進(しん)ずる十八本松茸。恐惶謹言。圭侍者へ >平井ノ伊賀入道 [[n_sesuisho3-072|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 とかく当世は文章のみしかきがはやると   いふを聞て侍たる人のかたより知音の   僧へつかはしたるとなん送進る十八本   松茸恐惶謹言圭侍者へ        平井ノ伊賀入道/n3-34r