[[index.html|醒睡笑]] 巻3 文字知り顔 ====== 18 地蔵講の式目といふ外題を見・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho3-017|<>]] 地蔵講(ぢざうかう)の式目(しきもく)といふ外題(げだい)を見、大蔵(おほくら)といふ人は「地くら講」と読む。武蔵(むさし)は「地さし講」と読む。また、傍らにのぞきゐたる或泉坊(わくせんばう)は式目の式を或目(わくもく)と読めり。聞きごとの。 [[n_sesuisho3-017|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 地蔵講(ちそうかう)の式目(しきもく)といふ外題(げだい)を見大蔵(くら)といふ人は   地くら講とよむ武蔵(むさし)は地さし講とよむ又傍(かたはら)   にのそきゐたる或泉坊(わくせんぼう)は式目の式を或目(わくもく)と   よめり聞事の/n3-10l