[[index.html|醒睡笑]] 巻2 名付け親方 ====== 16 また東堂に向ひそれがし若年より心にかけ碁将棋連歌弓法の道を心得て・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesuisho2-015|<>]] また(([[n_sesuisho2-015|15]]参照。))、東堂に向ひ、「それがし、若年より心にかけ、碁・将棋・連歌・弓法の道を心得て候ふまま、その旨(むね)を工夫ありて、斎名(さいみん)を与へ給へ」と乞ふ。 僧、讃めて、「人に一徳あることまれなり。それならば、ただ四徳斎((しとくさい・尿臭い))と言はん」。 [[n_sesuisho2-015|<>]] ===== 翻刻 ===== 一 又東堂にむかひそれかし若年より心にかけ   碁将棋連歌弓法の道を心得て候ままその   旨を工夫ありて斎名をあたへたまへとこふ   僧ほめて人に一徳ある事まれなりそれなら   は唯四徳斎といはん/n2-11l