[[index.html|唐鏡]] 第一　伏羲氏より殷の時にいたる
====== 6　顓頊 ======

===== 校訂本文 =====

[[m_karakagami1-05|<<PREV]]　[[index.html|『唐鏡』TOP]]　[[m_karakagami1-07|NEXT>>]]

次をは顓頊(ぜんぎよく)。高陽氏と申しき。水徳。黄帝の御孫。昌意が子。母をば景僕(けいぼく)と申しき。瑶光(ゆうくわう)の、星月を貫きて虹のごとくなるを感じて生み奉る。首には干戈を戴き給へり。十二の((「首に」からここまで底本ナシ。底本の異本注記による。))御年冠し給ひて、二十にて帝位にのぼり給ふ。

御在位七十八年、御齢(よはひ)は九十八歳なり。

[[m_karakagami1-05|<<PREV]]　[[index.html|『唐鏡』TOP]]　[[m_karakagami1-07|NEXT>>]]

===== 翻刻 =====

  次をは顓頊(ゼンギヨク)高陽氏(カウヤウシ)と申き水徳黄帝の御孫昌意か子母を
  は景僕(ケイホク)と申き瑶光(ユウクワウ)の星月を貫て虹のことくなるを感
  してむみたてまつる(イ首ニハ干戈ヲ戴玉ヘリ十二ノ)御年冠し給て二十にて帝位に
  のほり給御在位七十八年御よはひは九十八歳なり／s13r・m24

https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100182414/viewer/13