[[index.html|唐鏡]] 第一 伏羲氏より殷の時にいたる ====== 5 少昊 ====== ===== 校訂本文 ===== [[m_karakagami1-04|<>]] 次をば((底本冒頭に「五帝」と異本注記。))少昊(せうかう)と申しき。金徳なり。黄帝の御子。名(門)((底本「門」は小書き。))摯(し)。字(あざな)は青陽、また金天氏とも申す。母をば女節と申す。大星の虹のごとくして下(くだ)りて流るるを見て、意に感じて生み奉る。 この御時、鳳凰の瑞ありて、鳥をもて官を紀す。御在位百年なり。 [[m_karakagami1-04|<>]] ===== 翻刻 ===== (五帝イ)次をは少昊と申き金徳也黄帝の御子名門摯(シ)字(アサナ)は青陽又金 天氏とも申す母をは女節と申す大星の虹(ニシ)のことくして くたりてなかるるを見て意に感して生たてまつるこの御/s12l・m23 https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100182414/viewer/12 時鳳凰の瑞ありて鳥をもて官を紀す御在位百年なり/s13r・m24 https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100182414/viewer/13