[[index.html|古今著聞集]] 闘諍第二十四 ====== 501(序) 闘諍之起自少及大・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== 闘諍之起、自少及大。匪啻闘雄、多以決死。凡有血気、皆有争心。能忍小忿、勿致奮。未可慎々々。然而先賢間有之。後愚誡何。 ===== 書き下し文 ===== 闘諍の起るや、少より大に及ぶ。ただに雄を闘ふのみにあらずして、多くは以て死を決す。凡そ血気有り、皆争心有り。よく小忿を忍び、奮を致すことなかれ。いまだしきに慎しむべし慎しむべし。しかれども先賢ままこれ有り。後愚誡めをいかにせん。 ===== 翻刻 =====   闘諍第廿四  闘諍之起自少及大匪啻闘雄多以決死凡有血気  皆有争心能忍小忿勿致奮未可慎々々然而先賢  間有之後愚 誡何/s402l http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100190287/viewer/402