[[index.html|古今著聞集]] 祝言第二十
====== 452 建長元年十二月十八日日吉の禰宜成茂宿禰七十の賀をしけり・・・ ======
===== 校訂本文 =====
建長元年十二月十八日、日吉の禰宜成茂宿禰((祝部成茂))、七十の賀をしけり。家に例あるとかや。院((後嵯峨上皇))の御製をくださる、
七十の今日のためとや神もさは社の数を定めおきけん
藤大納言為家卿((藤原為家))、鳩杖を作りて贈るとて、
神山の千世に栄ゆる榊もて作れる杖も君がためとぞ
===== 翻刻 =====
建長元年十二月十八日々吉禰宜成茂宿禰七十賀を
しけり家に例あるとかや院の御製をくたさる
七十のけふのためとや神もさは社のかすをさためをきけん
藤大納言為家卿鳩杖をつくりてをくるとて
神山の千世にさかゆる榊もてつくれる杖も君かためとそ/s358l
http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100190287/viewer/358