====== 本歌取り ====== ほんかどり [[和歌]]の修辞法の一つ。先行する和歌(本歌)の特徴的な語句をもとにして、新たな歌を作る方法。 本歌に、新たなイメージを重ね合わせることにより、より深い余情を表現する。 【例】 >ちぎりきなかたみに袖をしぼりつつ**末の松山浪こさじ**とは 『[[後拾遺和歌集]]』770[[清原元輔]] 上の本歌 >君をおきてあだし心を我がもたば**末の松山波も越え**なん 『[[古今和歌集]]』読み人知らず