====== 対句 ====== ついく 修辞法の一種。文章中に形式が同じで、意義の対応する二つの句を並べて用いること。 主に[[漢詩]]で用いられるが、その影響を受けた[[和歌]]や[[和漢混交文]]などにも見られる。 [[和歌]]では[[記紀歌謡]]の言い換えや繰り返しに萌芽が見られるが、一般に対句が使われるようになったのは[[柿本人麻呂]]以降とされ、人麻呂の[[長歌]]には効果的に用いられている。