====== 兼好法師 ====== けんこうほうし(1283ごろ〜1352前後) 俗名卜部兼好。[[吉田神社]]の神官の家系に生まれる。正和二年(1313)9月以前に出家し、「けんこう」と 音読みして法名とした。「吉田兼好」は後世の俗称で、そのように呼ばれた形跡はない。 [[徒然草]]の作者として有名だが、[[二条派]]の歌人としても知られ、[[二条為世]]に師事し、[[和歌四天王]]の一人に数えられる。 [[私家集]]に『[[兼好法師家集]]』があり、[[続千載和歌集]]以下、いくつかの[[勅撰和歌集]]に入集している。 【参考文献】 人物叢書『卜部兼好』(冨倉徳次郎著・吉川弘文館) 【電子テキスト】 * [[http://yatanavi.org/textserch/index.php/search/tag/%E5%85%BC%E5%A5%BD%E6%B3%95%E5%B8%AB|兼好法師の作品]] {{tag>鎌倉時代 南北朝時代 和歌 歌人 僧侶 兼好法師}}