====== とはずがたり ======
===== 内容 =====
全五巻からなる[[鎌倉時代]]後期の[[日記文学]]。作者は後深草院二条。
内容は二部に分けられ、巻1〜3までの前半は14歳から28歳までの後深草院・雪の曙・有明の月
らとの愛欲生活の赤裸々な告白、巻4〜5の後半は出家後、二度にわたる修行の旅の[[紀行文]]的な内容となっている。
==== 巻一 ====
==== 巻二 ====
==== 巻三 ====
==== 巻四 ====
==== 巻五 ====
===== 諸本 ======
天下の[[孤本]]で、宮内庁書稜部本蔵御所本が唯一の伝本。他に断簡がある。
===== 参考文献 =====
==== 電子テキスト ====
* [[:text:towazu:index.html]](やたナビTEXT)
==== 影印 ====
* 伊地知鉄男編『とはずがたり』(笠間書院)
==== 注釈書 ====
* 日本古典全書『とはずがたり』(次田香澄校注・朝日新聞社)
* 角川文庫『とはずがたり』上・下(松本寧至訳注・角川書店)
* 筑摩叢書『とはずがたり』(冨倉徳次郎校注・筑摩書房)
* 日本古典集成『とはずがたり』(福田秀一校注・新潮社)
* 完訳日本の古典『とはずがたり』上・下(久保田淳・小学館)
* 講談社学術文庫『とはずがたり』(次田香澄校注・講談社)
* 新日本古典文学大系『とはずがたり・たまきはる』(三角洋一校注・岩波書店)
* 『とはずがたり』(松本寧至編・桜楓社・昭和50年3月)
* 新典社校注叢書6『校注とはずがたり』(松村雄二編・新典社・平成2年6月)
==== 参考文献 ====
* 『とはずがたりの研究』(松本寧至・桜楓社・昭和46年4月)
* 中公新書『中世宮廷女性の日記』(松本寧至・中央公論社)
==== 参考サイト====
* http://www2.justnet.ne.jp/~jingu/