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wmr:shandong [2014/03/26 02:54] – 作成 Satoshi Nakagawawmr:shandong [2014/05/04 01:52] – [8/3 くもり 済寧市~徐州市の入口 ロングツーリング] Satoshi Nakagawa
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 今日は昨日の80キロに対して、150キロの長距離を走った。 今日は昨日の80キロに対して、150キロの長距離を走った。
  
-済寧市を出てしばらく行くと、風景が一変する。それまでの広大な畑作地帯が、田園風景に変るのである。田園は私たち日本人の原風景だから、心がなごむ。やはり自分は日本人であることを実感する。+済寧市を出てしばらく行くと、風景が一変する。それまでの広大な畑作地帯が、田園風景に変るのである。田園は私たち日本人の原風景((「日本人の原風景」という言葉は嫌いだが、畑ばかりの風景から一変したときの感動は忘れられない。))だから、心がなごむ。やはり自分は日本人であることを実感する。
  
 さらに進み江蘇省に入ると、家畜も少なくなり、川もきれいになり、日本の田舎(特に関東平野だろう)にそっくりになってくる。くもりだったせいもあるだろうが、気候も湿度が高くなって蒸し暑くなった。 さらに進み江蘇省に入ると、家畜も少なくなり、川もきれいになり、日本の田舎(特に関東平野だろう)にそっくりになってくる。くもりだったせいもあるだろうが、気候も湿度が高くなって蒸し暑くなった。
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 さらに、魚台県までいくと、川も多いし、水がきれいだから、水あびの少年や魚釣りの少年もたくさん見られるようになる。さすが魚台県というだけのことはある。 さらに、魚台県までいくと、川も多いし、水がきれいだから、水あびの少年や魚釣りの少年もたくさん見られるようになる。さすが魚台県というだけのことはある。
  
-魚台県の次は沛県((劉邦の故郷))である。ここは食用犬((劉邦の子分、樊噲は犬の屠殺業をしていたという。漢代から犬が名産だったようだ。))の産地らしく、犬の養殖場がたくさんあった。なぜか、この手の養殖場の壁には必ず犬の絵がたくさんかいてある。中国人にとっても特別な食べ物なのだろう。+魚台県の次は沛県((劉邦の故郷豊県の近く))である。ここは食用犬((劉邦の子分、樊噲は沛県で犬の屠殺業をしていたという。漢代から犬が名産だったようだ。))の産地らしく、犬の養殖場がたくさんあった。なぜか、この手の養殖場の壁には必ず犬の絵がたくさんかいてある。中国人にとっても特別な食べ物なのだろう。
  
 Iは昨日の説教が効いたのか、まったく遅れをとらず、私たちについてきた。ついてくるどころか、今日のペースは異常に速い。走行距離が長いから速いにこしたことはないのだが、「できるなら、なんで今までやらないのか」と、ちょっと腹がたった。 Iは昨日の説教が効いたのか、まったく遅れをとらず、私たちについてきた。ついてくるどころか、今日のペースは異常に速い。走行距離が長いから速いにこしたことはないのだが、「できるなら、なんで今までやらないのか」と、ちょっと腹がたった。
wmr/shandong.txt · 最終更新: 2014/05/04 01:56 by Satoshi Nakagawa