text:yotsugi:yotsugi001
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text:yotsugi:yotsugi001 [2014/07/28 00:30] – Satoshi Nakagawa | text:yotsugi:yotsugi001 [2014/09/25 02:12] (現在) – [第1話 一条院御堂の御聟にならせ給ひにければ・・・] Satoshi Nakagawa | ||
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- | ====== 第一話 一条院、御堂の御聟にならせ給ひにければ、・・・ ====== | + | 世継物語 |
+ | ====== 第1話 一条院御堂の御聟にならせ給ひにければ・・・ ====== | ||
===== 校訂本文 ===== | ===== 校訂本文 ===== | ||
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さて、つゐに女御は病になりて失せ給ひぬ。父大臣は残ゐて、また歎きしに、失せ給ひにけり。 | さて、つゐに女御は病になりて失せ給ひぬ。父大臣は残ゐて、また歎きしに、失せ給ひにけり。 | ||
- | 御堂の御女御、物の怪になりて、おだやかならずおはしけり。悪霊の左大臣殿とはこの御ことなり。堀河大臣顕光と申たり。閑院大将朝光のあににおはす。 | + | 御堂の御女御、物の怪になりて、おだやかならずおはしけり。悪霊の左大臣殿とはこの御ことなり。堀河大臣顕光と申したり。閑院大将朝光の兄におはす。 |
===== 翻刻 ===== | ===== 翻刻 ===== | ||
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そく覚さるるにおまへの梅の心にくくひらけにけるも是を | そく覚さるるにおまへの梅の心にくくひらけにけるも是を | ||
今まて知らさりけるも我身よにふると詠させ給 | 今まて知らさりけるも我身よにふると詠させ給 | ||
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- | 日比へて院からうして堀河殿におはしまして御覧すれは | + | 日比へて院からうして堀河殿におはしまして御覧すれは |
道見えぬまてあれたり哀に御覧していらせ給へれは/1オ | 道見えぬまてあれたり哀に御覧していらせ給へれは/1オ | ||
text/yotsugi/yotsugi001.1406475017.txt.gz · 最終更新: 2014/07/28 00:30 (外部編集)