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text:yomeiuji:uji010 [2017/10/21 15:49]
Satoshi Nakagawa
text:yomeiuji:uji010 [2017/12/20 23:52] (現在)
Satoshi Nakagawa [第10話(巻1・第10話)秦兼久、通俊卿の許に向ひて悪口の事]
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 **秦兼久、通俊卿の許に向ひて悪口の事** **秦兼久、通俊卿の許に向ひて悪口の事**
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 +===== 校訂本文 =====
  
 これも今は昔、治部卿通俊卿((藤原通俊))、後拾遺((後拾遺和歌集))を撰ばれける時、秦兼久((『金葉集』『袋草紙』『今物語』によると秦兼方(兼久の父)。))、行き向ひて、「おのづから、歌などや入る」と思ひて、うかがひけるに、治部卿、出で会ひて、物語して、「いかなる歌か詠みたる」と言はれければ、「はかばかしき歌候はず。後三条院((後三条天皇))、隠れさせ給ひて後、円宗寺に参りて候ひしに、花の匂ひ、昔にも変らず侍りしかば、つかうまつりて候ひしなり」とて、 これも今は昔、治部卿通俊卿((藤原通俊))、後拾遺((後拾遺和歌集))を撰ばれける時、秦兼久((『金葉集』『袋草紙』『今物語』によると秦兼方(兼久の父)。))、行き向ひて、「おのづから、歌などや入る」と思ひて、うかがひけるに、治部卿、出で会ひて、物語して、「いかなる歌か詠みたる」と言はれければ、「はかばかしき歌候はず。後三条院((後三条天皇))、隠れさせ給ひて後、円宗寺に参りて候ひしに、花の匂ひ、昔にも変らず侍りしかば、つかうまつりて候ひしなり」とて、


text/yomeiuji/uji010.txt · 最終更新: 2017/12/20 23:52 by Satoshi Nakagawa