大和物語
また右京の大夫(かみ)1)、監の命婦に、
よそながら思ひしよりも夏の夜の見はてぬ夢ぞはかなかりける
又右京のかみ監の命婦に よそなからおもひしよりも夏の 夜のみはてぬ夢そはかなかりける/d19r