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text:turezure:k_tsurezure098.txt [2018/08/03 12:27] – 作成 - 外部編集 127.0.0.1text:turezure:k_tsurezure098.txt [2023/12/23 02:01] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 尊き聖(ひじり)の言ひ置けることを書き付けて、一言芳談とかや名付けたる草子を見侍りしに、心にあひて思えしことども。 尊き聖(ひじり)の言ひ置けることを書き付けて、一言芳談とかや名付けたる草子を見侍りしに、心にあひて思えしことども。
  
-  * 「しやせまし、せずやあらまし」と思ふことは、おほやうは、せぬはよき也。((明禅の言葉)) +  * 「しやせまし、せずやあらまし」と思ふことは、おほやうは、せぬはよき也。((明禅の言葉[[:text:ichigonhodan:ndl_ichigon022|『一言芳談抄』22]]参照。)) 
-  * 後世を思はん者は、糂汰瓶(じんだがめ)一も持つまじきことなり((俊乗房重源の言葉))持経・本尊に至るまで、良き物を持つ、よしなきことなり((解脱上人貞慶の言葉)) +  * 後世を思はん者は、糂汰瓶(じんだがめ)((糂粏瓶。糠味噌を入れる瓶。))一も持つまじきことなり((俊乗房重源の言葉。[[:text:ichigonhodan:ndl_ichigon067|『一言芳談抄』67]]参照。))持経・本尊に至るまで、良き物を持つ、よしなきことなり((解脱上人貞慶の言葉。[[:text:ichigonhodan:ndl_ichigon092|『一言芳談抄』92]]参照。)) 
-  * 遁世者は、なきにことかけぬやうをはからひて過ぐる、最上のやうにてあるなり((敬仏房の言葉)) +  * 遁世者は、なきにことかけぬやうをはからひて過ぐる、最上のやうにてあるなり((敬仏房の言葉。[[:text:ichigonhodan:ndl_ichigon041|『一言芳談抄』41]]参照。)) 
-  * 上臈は下臈になり、智者は愚者になり、徳人は貧になり、能ある人は無能になるべきなり((松蔭の顕性房の言葉)) +  * 上臈は下臈になり、智者は愚者になり、徳人は貧になり、能ある人は無能になるべきなり((顕性房の言葉。[[:text:ichigonhodan:ndl_ichigon059|『一言芳談抄』59参照。]])) 
-  * 仏道を願ふといふは、別のことなし。暇(いとま)ある身になりて、世のことを心にかけぬを第一の道とす((行仙房の言葉))+  * 仏道を願ふといふは、別のことなし。暇(いとま)ある身になりて、世のことを心にかけぬを第一の道とす((行仙房の言葉。[[:text:ichigonhodan:ndl_ichigon049|『一言芳談抄』49参照。]]))
  
 このほかもありしことども、覚えず。 このほかもありしことども、覚えず。
text/turezure/k_tsurezure098.txt.1533266852.txt.gz · 最終更新: 2018/08/03 12:27 by 127.0.0.1