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現在位置: やたがらすナビ » やたナビTEXT » 烏丸光広本『徒然草』：兼好法師 » 第49段　老来たりてはじめて道を行ぜんと待つことなかれ・・・
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text:turezure:k_tsurezure049.txt [2018/06/28 19:38] – 作成 - 外部編集 127.0.0.1text:turezure:k_tsurezure049.txt [2023/10/28 11:26] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 「昔ありける聖(ひじり)は、人来たりて、自他の要事を言ふ時、答へていはく、『今、火急のことありて、すでに朝夕に迫れり』とて、耳をふたぎて、念仏して、つひに往生を遂げけり」と、禅林の十因((永観『往生十因』))に侍り。 「昔ありける聖(ひじり)は、人来たりて、自他の要事を言ふ時、答へていはく、『今、火急のことありて、すでに朝夕に迫れり』とて、耳をふたぎて、念仏して、つひに往生を遂げけり」と、禅林の十因((永観『往生十因』))に侍り。
  
-心戒(([[:text:hosshinju:h_hosshinju7-12|『発心集』7-12]]参照。))といひける聖は、あまりにこの世のかりそめなることを思ひて、静かについゐけることだになく、常はうずくまりてのみぞありける。+心戒((平宗親の法名。[[:text:hosshinju:h_hosshinju7-12|『発心集』7-12]]参照。))といひける聖は、あまりにこの世のかりそめなることを思ひて、静かについゐけることだになく、常はうずくまりてのみぞありける。
  
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text/turezure/k_tsurezure049.txt.1530182323.txt.gz · 最終更新: 2018/06/28 19:38 by 127.0.0.1