ユーザ用ツール

サイト用ツール


text:turezure:k_tsurezure003.txt

差分

この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。

この比較画面にリンクする

text:turezure:k_tsurezure003.txt [2018/05/19 12:09] (現在)
ライン 1: ライン 1:
 +徒然草
 +====== 第3段 よろづにいみじくとも色好まざらん男はいとさうざうしく・・・ ======
 +
 +===== 校訂本文 =====
 +
 +よろづにいみじくとも、色好まざらん男は、いとさうざうしく、玉の巵(さかづき)の当(そこ)なき心地ぞすべき。
 +
 +露霜にしほたれて、所定めずまどひ歩(あり)き、親のいさめ、世のそしりをつつむに、心のいとまなく、あふさきるさに思ひ乱れ、さるは独寝(ひとりね)がちに、まどろむ夜なきこそをかしけれ。
 +
 +さりとて、ひたすらたはれたる方(かた)にはあらで、女にたやすからず思はれんこそ、あらまほしかるべきわざなれ。
 +
 +===== 翻刻 =====
 +
 +  万にいみじくとも。色このまざらん男
 +  は。いとさうざうしく。玉の巵の当なき
 +  ここちぞすべき。露霜にしほたれて所
 +  さだめずまどひありき。親のいさめ世の
 +  そしりをつつむに心のいとまなく。あふ
 +  さきるさに思ひみだれ。さるは独寝がちに
 +  まどろむ夜なきこそおかしけれ。さり/w1-5r
 +
 +  とてひたすらたはれたる方にはあら
 +  で。女にたやすからずおもはれんこそ
 +  あらまほしかるべきわざなれ/w1-5l
 +
 +http://​archive.wul.waseda.ac.jp/​kosho/​he10/​he10_00934/​he10_00934_0001/​he10_00934_0001_p0005.jpg
  


text/turezure/k_tsurezure003.txt.txt · 最終更新: 2018/05/19 12:09 (外部編集)