text:sesuisho:n_sesuisho1-018

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18　なべて上臈方にはさくぢといふを禁中にはまちかねとかや・・・
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醒睡笑巻1 謂へば謂はるる物の由来

18　なべて上臈方にはさくぢといふを禁中にはまちかねとかや・・・

校訂本文

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なべて上臈方には、「さくぢ¹⁾」といふを禁中には、「まちかね」とかや。もてあつかひ給ふこと、「こぬか²⁾」といふ言葉の縁にや。

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翻刻

一　なへて上臈かたにはさゝちんといふを禁中
　　にはまちかねとかやもてあつかひ給ふ事こ／n1-11r

　　ぬかといふことはのえんにや／n1-11l

¹⁾

澡豆(さうず)のこと。ここでは体を洗うのに使う小糠。「さくぢ」は底本「さゝちん」。諸本により訂正。

²⁾

「「来ぬか」と「小糠」をかけている。

text/sesuisho/n_sesuisho1-018.txt · 最終更新: 2021/04/04 12:17 by Satoshi Nakagawa