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無名抄

第7話 仲綱歌いやしき詞をよむ事

校訂本文

仲綱歌いやしき詞をよむ事

同じ度(たび)の百首に、伊豆の守仲綱の歌に、「ならはし顔」など詠みたりしをば、大弐入道聞きて、「かやうの事など詠まん人をば、百千の秀歌詠みたりとも、いかが歌詠みとはいはん。無下にうたてきことなり」とこそ、申されけれ。

これらはみな、人に見せ合はせぬ誤りどもなり。

翻刻

仲綱哥イヤシキ詞ヲヨム事
をなしたひの百首にいつのかみ仲綱の哥になら
はしかほなとよみたりしをは大弐入道ききてかや
うの事なとよまん人をは百千の秀哥よみた
りともいかか哥よみとはいはんむけにうたてきこと/e8l
なりとこそ申されけれこれらはみな人にみせあは
せぬあやまりともなり。/e9r
text/mumyosho/u_mumyosho007.txt · 最終更新: 2014/09/13 18:18 by Satoshi Nakagawa
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