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蒙求和歌

第14第44話(244) 劉寛蒲鞭

校訂本文

劉寛蒲鞭1)

後漢の劉寛、字(あざな)文饒といふ。

南陽の大守として、国を治むる時、科(とが)あるものをば蒲鞭していましめけり。笞(しもと)にあらざれば、人、痛むことなしといへども、人の心を辱(はづかし)むるしるしなり。

これによりて、郡(こほり)の司ながら犯す2)所なしと言へり。

  あたなりし草葉の露に人ごとの心の駒の寄りにけるかな

翻刻

劉寛蒲鞭  後漢ノ劉寛字ナ文饒トイフ南/陽ノ大守トシテ国ヲヲサムルトキトカ
アルモノヲハ蒲鞭シテイマシメケリシモトニアラサレハ人イタ
ムコトナシトイヘトモ人ノ心ヲハツカシムルシルシナリコレニヨリテ
コヲリノツカサナカラヲヤストコロナシトイヘリ
  アタナリシクサハノツユニヒトコトノココロノコマノヨリニケルカナ/d2-53l
1)
底本「蒲」、草冠+補。以下全て同じ
2)
「犯す」は底本「ヲヤス」。書陵部本により訂正
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka14-44.txt · 最終更新: 2018/04/08 16:40 by Satoshi Nakagawa
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