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蒙求和歌

第11第20話(170) 董奉活燮

校訂本文

董奉活燮

董奉は候官の人なり。交州の刺史、士燮、毒に当りて、にはかに死ににけり。三日を過ぎて後、董奉、太一の散を水に和して、士燮が口に注ぎければ、すなはち生きにけり。

みづからいはく、「始め人来たりて、車に乗せて、穴を掘りて、われを埋(うづ)みて、土してふさぎき。時に太一の使(つかひ)といふ人来たりて、穴を掘り開けて、われを出だせり。さて、生き出でたるなり」と言へり。

  たちかへる波のしるべは三瀬川(みつせがは)そそぎし雨のしづくなりけり

翻刻

董(トウ)奉(ホウ)活(クワツ)燮(セフ)   董奉ハ候官ノ人也交州ノ刺史士/燮(セフ)毒ニアタリテニハカニシニニケリ
三日ヲスキテ後董奉太一ノ散ヲ水ニワシテ士燮カク
チニソソキケレハスナハチイキニケリミツカラ云クハシメ人キタ
リテ車ニノセテアナヲホリテワレヲウツミテツチシテフサ
キキ時ニ太一ノツカヒト云人キタリテアナヲホリアケテ
ワレヲイタセリサテイキイテタルナリト云ヘリ
  タチカヘルナミノシルヘハミツセカハソソキシアメノシツクナリケリ/d2-27r
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka11-20.txt · 最終更新: 2018/02/21 19:03 by Satoshi Nakagawa
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