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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka11-09 [2018/02/14 21:24] – 作成 Satoshi Nakagawatext:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka11-09 [2018/02/14 21:24] – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 後に召し返さるる時、臨江を出づとて、車の軸(よこがみ)折れにけり。江陵のおきな、父老、これを見て((底本「見て」なし。書陵部本により補う。))、「道の門出に、車の軸(よこがみ)にすでに折れたり。わが君、帰らむこと、はなはだ危ふかるべし」と泣きけり。 後に召し返さるる時、臨江を出づとて、車の軸(よこがみ)折れにけり。江陵のおきな、父老、これを見て((底本「見て」なし。書陵部本により補う。))、「道の門出に、車の軸(よこがみ)にすでに折れたり。わが君、帰らむこと、はなはだ危ふかるべし」と泣きけり。
  
-さて、長安に中尉の府にいたる。郅都(([[mogyuwaka04-12]]参照。))、王を責誶す。王、恐れて自殺しぬ。藍田に葬(はふ)られにけり。燕(つばめ)、数百集まりて、土くれを含みて、墓の上に置きけり。+さて、長安に中尉の府にいたる。郅都(([[ndl_mogyuwaka04-12]]参照。))、王を責誶す。王、恐れて自殺しぬ。藍田に葬(はふ)られにけり。燕(つばめ)、数百集まりて、土くれを含みて、墓の上に置きけり。
  
   年を経てしづみしはなもあるものをかへりくるまにかかるべしとは   年を経てしづみしはなもあるものをかへりくるまにかかるべしとは
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka11-09.txt · 最終更新: 2018/02/14 22:44 by Satoshi Nakagawa