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蒙求和歌

第11第3話(153) 仲文照鏡

校訂本文

仲文照鏡

仲文は殷の人なり。もとより名望高かりき。

朝に仕へては、「政(まつりごと)を執るべき身ぞ」と思ひける。そのことむなしくして、東陽の太守になされけるを、憂きことに思ひけり。

このゆゑに、桓胤とともに、謀反を起しけり。その時、鏡を見るに、頭(かしら)見えざりければ、驚き恐れけるほどに、後に殺されにけり1)

翻刻

仲文照鏡  仲文ハ殷ノ人也モトヨリ名望タカカリ/キ朝ニツカヘテハマツリ事ヲトルヘキ/d2-19r
ミソト思ヒケルソノ事ムナシクシテ東陽ノ大守ニナサレケルヲ
ウキ事ニ思ヒケリコノユヱニ桓胤トトモニ謀反ヲヲコシケリソノ
時カカミヲミルニカシラミエサリケレハヲトロキヲソレケルホト
ニ後ニコロサレニケリ/d2-19l
1)
底本及び諸本、すべて歌を欠く。
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka11-03.txt · 最終更新: 2018/02/12 18:46 by Satoshi Nakagawa
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