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蒙求和歌

第8第8話(118) 楊雄草玄

校訂本文

楊雄草玄

楊雄1)、漢代の人、字(あざな)、子雲といふ。文と酒を嗜みて、静かに世を渡りし人なり。

庭の通ひ路(ぢ)跡絶えて、門(かど)のほとりに人の来たること稀(まれ)らかなれども、書巻を開くとき、故人に向ふがごとし。蹲酒を汲むときに身の憂へなきがごとし。

後に太玄経を作りてけり。人、来たりて、これを見て、おほやけに申してけり。おほやけ、ことにもてあそび給ひけり。

  水茎(みづぐき)の跡に昔を見るもなほ宿(やど)の人目とならずやはあらぬ

翻刻

楊雄(イウ)草(サウ)玄(イヱム)   楊雄漢代ノ人アサナ子雲ト云文ト/酒ヲタシナミテシツカニヨヲワタリシ
人也ニハノカヨイチアトタヘテカトノホトリニ人ノキタル
コトマレラカナレトモ書巻ヲヒラクトキ故人ニムカフカ/d2-5l
コトシ蹲(ソム)酒ヲクムトキニミノウレヱナキカコトシ後ニ大玄
経ヲツクリテケリ人キタリテ此ヲミテヲホヤケニ申テ
ケリヲホヤケコトニモテアソヒ給ヒケリ
  ミツクキノアトニ昔ヲミルモナヲヤトノ人メトナラスヤハアラヌ/d2-6r
1)
揚雄とも書く
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka08-08.txt · 最終更新: 2018/01/14 15:53 by Satoshi Nakagawa
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