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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka07-07 [2018/01/07 13:06] – 作成 Satoshi Nakagawatext:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka07-07 [2018/01/07 13:25] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 ** 広徳従橋 ** ** 広徳従橋 **
  
-後漢の御史大夫薛広徳、字(あざな)は長卿といふ。おほやけ、「廟を祀らむ」とて、出で給ふに、その道、風波険しきわたりを、船に乗り給ふに、広徳、「橋より渡り給へ」と、しきりに申し行ふを、王、用ゐ給はず。+後漢の御史大夫薛広徳、字(あざな)は長卿といふ。おほやけ((元帝))、「廟を祀らむ」とて、出で給ふに、その道、風波険しきわたりを、船に乗り給ふに、広徳、「橋より渡り給へ」と、しきりに申し行ふを、王、用ゐ給はず。
  
 時に、光禄大夫張孟といふ人、申していはく、「君、聖なれば、臣、直(なほ)し。船に乗りては危く、橋に従ひては安し。広徳が申すに従ひ給ぶべし」と言へり。 時に、光禄大夫張孟といふ人、申していはく、「君、聖なれば、臣、直(なほ)し。船に乗りては危く、橋に従ひては安し。広徳が申すに従ひ給ぶべし」と言へり。
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka07-07.txt · 最終更新: 2018/01/07 13:25 by Satoshi Nakagawa