ユーザ用ツール

サイト用ツール


text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka05-13

差分

この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。

この比較画面にリンクする

text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka05-13 [2017/12/03 17:05]
Satoshi Nakagawa 作成
text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka05-13 [2018/10/24 02:25] (現在)
Satoshi Nakagawa [校訂本文]
ライン 6: ライン 6:
 ** 董永自売 ** ** 董永自売 **
  
-董永、いとけなくて、母におくれて、家貧しかりければ、田を作りて、世を渡りて、一人の父を養ひけり。父の一人家にあらむことを心苦しく思ひて、少車((底本「チヰサキクルマ」と読み仮名あり。))に乗せて、田のほとりに具して行きて、木の下陰(したかげ)に据ゑて、みづから田を作りけり。+董永、いとけなくて、母におくれて、家貧しかりければ、田を作りて、世を渡りて、一人の父を養ひけり。父の一人家にあらむことを心苦しく思ひて、少車((底本「チヰサキクルマ」と読み仮名あり。))に乗せて、田のほとりに具して行きて、木の下陰(したかげ)に据ゑて、みづから田を作りけり。
  
 父、死て後、思ひわびつつ身を売りて、一万の銭を得て、わざのことを終へて、帰る道に、一人の女会へり。見目・形、いひし知らず、たぐひなきほどなりけり。女、進みて言ひ寄りて、董永か妻(め)になりて、一月に縑(かとり)三百疋を織りて、身を売りし価(あたひ)を償(つぐの)はせて、董永を受け出だして、家に帰り住みて、一人の子を生みてけり。仲舒((董仲舒))といふ。 父、死て後、思ひわびつつ身を売りて、一万の銭を得て、わざのことを終へて、帰る道に、一人の女会へり。見目・形、いひし知らず、たぐひなきほどなりけり。女、進みて言ひ寄りて、董永か妻(め)になりて、一月に縑(かとり)三百疋を織りて、身を売りし価(あたひ)を償(つぐの)はせて、董永を受け出だして、家に帰り住みて、一人の子を生みてけり。仲舒((董仲舒))といふ。


text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka05-13.txt · 最終更新: 2018/10/24 02:25 by Satoshi Nakagawa