text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka03-06
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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka03-06 [2017/11/26 18:29] – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka03-06 [2017/11/26 18:30] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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曹操、これを悟り得ず。楊修、「知れり」と言ふを、「しばし」と言ひて、案じて、三十里にして悟り得たり。 | 曹操、これを悟り得ず。楊修、「知れり」と言ふを、「しばし」と言ひて、案じて、三十里にして悟り得たり。 | ||
- | 先づ楊修に解かしむるに、楊修がいはく、「黄絹は色の糸なり。色糸は絶字なり。幼婦は少女なり。少女は妙の字なり。外孫は女子なり。女子は好字なり。韲臼は受辛なり。受辛は辤字((「辤」は「辞」の異体字。))なり。四字につづめて『絶妙好辞』と言へり。 | + | 先づ楊修に解かしむるに、楊修がいはく、「黄絹は色の糸なり。色糸は絶字なり。幼婦は少女なり。少女は妙の字なり。外孫は女子なり。女子は好字なり。韲臼は受辛なり。受辛は辤字((「辤」は「辞」の異体字。))なり。四字につづめて『絶妙好辞』と言へり」。 |
曹操、これを聞きて、「わが悟れるごとし」と讃めけり。 | 曹操、これを聞きて、「わが悟れるごとし」と讃めけり。 |
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka03-06.1511688566.txt.gz · 最終更新: 2017/11/26 18:29 by Satoshi Nakagawa