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text:k_konjaku:k_konjaku9-7 [2017/01/24 12:17]
Satoshi Nakagawa 作成
text:k_konjaku:k_konjaku9-7 [2017/01/24 12:46] (現在)
Satoshi Nakagawa [巻9第7話 会稽州曹娥恋父入江死自亦身投江語 第七]
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 遂に、曹娥、七日に至て、自ら衣を脱て、誓て云く、「我れ、若し、父の死骸を見るべくば、当に此の衣を此の江に投入れむに、沈むべし。然らずば、沈むべからず」と云て、江に衣を投入れば、即ち、其の衣沈みぬ。其れを見て、曹娥、亦、自ら身を江の中に投つ。 遂に、曹娥、七日に至て、自ら衣を脱て、誓て云く、「我れ、若し、父の死骸を見るべくば、当に此の衣を此の江に投入れむに、沈むべし。然らずば、沈むべからず」と云て、江に衣を投入れば、即ち、其の衣沈みぬ。其れを見て、曹娥、亦、自ら身を江の中に投つ。
  
-然れば、子有て、父母の死せるを恋悲む事、常の事也と云へども、命を棄つる事は有難し。然れば、此れを見聞く人、且は曹娥を哀び、「此れ奇異の事也」と思ふ。亦、其の県の令、此の事を聞て、「奇異也」と思て、曹娥が為に、其の所に非分を立てて、永く其の孝の深き事を示しけりとなむ、語り伝へたるとや。+然れば、子有て、父母の死せるを恋悲む事、常の事也と云へども、命を棄つる事は有難し。然れば、此れを見聞く人、且は曹娥を哀び、「此れ奇異の事也」と思ふ。亦、其の県の令、此の事を聞て、「奇異也」と思て、曹娥が為に、其の所に碑文を立てて、永く其の孝の深き事を示しけりとなむ、語り伝へたるとや。
  


text/k_konjaku/k_konjaku9-7.txt · 最終更新: 2017/01/24 12:46 by Satoshi Nakagawa