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text:k_konjaku:k_konjaku6-38 [2016/11/05 13:28] – 作成 Satoshi Nakagawatext:k_konjaku:k_konjaku6-38 [2016/11/05 13:38] (現在) – [巻6第38話 震旦会稽山陰県書生書写維摩経生浄土語 第卅八] Satoshi Nakagawa
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 ====== 巻6第38話 震旦会稽山陰県書生書写維摩経生浄土語 第卅八 ====== ====== 巻6第38話 震旦会稽山陰県書生書写維摩経生浄土語 第卅八 ======
  
-今昔、震旦の会稽山の陰県に、一人の書生有けり。姓名を知らず。身の病有るに依て、願を発して、維摩経を書写す。始め、題を書く時、其の夜の夢に、一人の天女来て、書生が身を撫づと。夢覚めて後、身の病愈て、亦発る事無し。+今昔、震旦の会稽山の陰県((会稽郡山陰県))に、一人の書生有けり。姓名を知らず。身の病有るに依て、願を発して、維摩経を書写す。始め、題を書く時、其の夜の夢に、一人の天女来て、書生が身を撫づと。夢覚めて後、身の病愈て、亦発る事無し。
  
 其の後、弥よ信を至して、一部を書き畢ぬ。書生、亦、此の霊験を憑て、願を発して、亡ぜる父母を救はむが為に、此の経一部を書写す。 其の後、弥よ信を至して、一部を書き畢ぬ。書生、亦、此の霊験を憑て、願を発して、亡ぜる父母を救はむが為に、此の経一部を書写す。
text/k_konjaku/k_konjaku6-38.txt · 最終更新: 2016/11/05 13:38 by Satoshi Nakagawa