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text:k_konjaku:k_konjaku4-40 [2016/08/29 22:55] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:k_konjaku:k_konjaku4-40 [2016/08/29 22:56] (現在) – [巻4第40話 天竺貧女書写法花経語 第四十] Satoshi Nakagawa | ||
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国王、「我れ、愚にして、孝子を殺むと思ひけり。願くは、十方の仏け、此の咎を免し給へ」と申し給て、女に宣はく、「我が太子の物を云ふ事は、汝が徳也」と宣て、無量の財を与へて、返し遣はしつれば、女、家に返て、母に此の由を語りて、共に歓喜して、即ち法花経を法の如く供養し奉てけり。 | 国王、「我れ、愚にして、孝子を殺むと思ひけり。願くは、十方の仏け、此の咎を免し給へ」と申し給て、女に宣はく、「我が太子の物を云ふ事は、汝が徳也」と宣て、無量の財を与へて、返し遣はしつれば、女、家に返て、母に此の由を語りて、共に歓喜して、即ち法花経を法の如く供養し奉てけり。 | ||
- | 法花の験力の新たなる事此の如しとなむ、語り伝へたるとや。 | + | 法花の験力の新たなる事、此の如しとなむ、語り伝へたるとや。 |
text/k_konjaku/k_konjaku4-40.txt · 最終更新: 2016/08/29 22:56 by Satoshi Nakagawa