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text:k_konjaku:k_konjaku29-33

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text:k_konjaku:k_konjaku29-33 [2015/05/13 01:36]
Satoshi Nakagawa [巻29第33話 肥後国鷲咋殺蛇語 第卅三]
text:k_konjaku:k_konjaku29-33 [2019/09/02 11:24] (現在)
Satoshi Nakagawa [巻29第33話 肥後国鷲咋殺蛇語 第卅三]
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 今昔、肥後の国□□の郡に住ける者有けり。家の前に大きなる榎の木の枝滋く差覆たるが有ける下に、鷲屋を造て、其れに鷲を置てなむ飼ける。 今昔、肥後の国□□の郡に住ける者有けり。家の前に大きなる榎の木の枝滋く差覆たるが有ける下に、鷲屋を造て、其れに鷲を置てなむ飼ける。
  
-其れに、人、数(あまた)有て見ければ、大きなる蛇の七八尺許なるが、其の榎の木の下枝より伝ひ下て、鷲屋様に下けるを、「此の蛇のせむ様見む」と云て、集て見ければ、蛇、下より伝ひ下て、鷲屋の上に下て、蟠居て、頸を延べて、鷲屋の内を下様に臨(のぞき)けるに、其の時に、鷲は吉く寝入たりければ、蛇、此れを見て、鷲屋の柱より漸く伝ひ下て、鷲の寝入たるを、蛇、頭を以て鷲の腹の許に口を宛つ。+其れに、人、数(あまた)有て見ければ、大きなる蛇の七八尺許なるが、其の榎の木の下枝より伝ひ下て、鷲屋様に下けるを、「此の蛇のせむ様見む」と云て、集て見ければ、蛇、下より伝ひ下て、鷲屋の上に下て、蟠居て、頸を延べて、鷲屋の内を下様に臨(のぞき)けるに、其の時に、鷲は吉く寝入たりければ、蛇、此れを見て、鷲屋の柱より漸く伝ひ下て、鷲の寝入たるを、蛇、頭を以て鷲の腹の許に口を宛つ。
  
 然て、口を開て、鷲の觜を本まで呑て、尾を以て鷲の頸より始めて、身を五つ辛巻六つ辛巻許 然て、口を開て、鷲の觜を本まで呑て、尾を以て鷲の頸より始めて、身を五つ辛巻六つ辛巻許


text/k_konjaku/k_konjaku29-33.txt · 最終更新: 2019/09/02 11:24 by Satoshi Nakagawa