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text:k_konjaku:k_konjaku17-42 [2016/01/20 01:58] – [巻17第42話 於但馬国古寺毘沙門伏牛頭鬼助僧語 第四十二] Satoshi Nakagawatext:k_konjaku:k_konjaku17-42 [2016/01/20 02:00] – [巻17第42話 於但馬国古寺毘沙門伏牛頭鬼助僧語 第四十二] Satoshi Nakagawa
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 其の後、僧、人郷に走り出て、此の事を人に告ぐれば、聞く人集行て見れば、実に僧の云ふが如し。「此れ希有の事也」と、口々に云喤る事限無し。僧は泣々く毘沙門天を礼拝して、其所を過ぬ。 其の後、僧、人郷に走り出て、此の事を人に告ぐれば、聞く人集行て見れば、実に僧の云ふが如し。「此れ希有の事也」と、口々に云喤る事限無し。僧は泣々く毘沙門天を礼拝して、其所を過ぬ。
  
-其の後、其の国の守□の□と云ふ人、此の事を聞て、其の毘沙門天を以て奉て、京に向へ奉て、本尊として、供養し恭敬し奉けり。僧は、弥よ法花経を誦して、怠る事無かりけりとなむ、語り伝へたるとや。+其の後、其の国の守□の□と云ふ人、此の事を聞て、其の毘沙門天を以て奉て、京に向へ奉て、本尊として、供養し恭敬し奉けり。僧は、弥よ法花経を誦して、怠る事無かりけりとなむ、語り伝へたるとや。
  
text/k_konjaku/k_konjaku17-42.txt · 最終更新: 2016/01/20 02:22 by Satoshi Nakagawa