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text:jikkinsho:s_jikkinsho05-11

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text:jikkinsho:s_jikkinsho05-11 [2015/12/04 16:53] (現在)
Satoshi Nakagawa 作成
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 +十訓抄 第五 朋友を撰ぶべき事
 +====== 5の11 三条院皇女前斎宮も道雅三位にあひ給ひて・・・ ======
 +
 +===== 校訂本文 =====
 +
 +三条院皇女((当子内親王))前斎宮も、道雅三位((藤原道雅))にあひ給ひて、世の人、知るほどになりにければ、御髪(みぐし)おろし給ひにけり。
 +
 +三位、帥内大臣((藤原伊周))の御子なれば、致光((平致光。[[s_jikkinsho05-10|前話]]参照。))には似るべきにあらねども、すべてあるまじき御振舞なり。
 +
 +三位の御消息だに奉らぬほどに、関守きびしくなりにければ、あまた歌詠みける中に、
 +
 +  あふさかは東路(あづまぢ)とこそ聞きしかど心つくしの名にこそありけれ
 +
 +  今はただ思ひ絶えなんとばかりを人づてならでいふよしもがな
 +
 +===== 翻刻 =====
 +
 +  十一三条院皇女前斎宮も道雅三位にあひ給て、
 +      世の人知程に成にけれは御くしおろし給にけり、/k16
 +
 +      三位帥内大臣の御子なれは致光には似へきにあ
 +      らねとも、すへて有ましき御振舞也三位の御
 +      消息たに奉らぬ程に関守きひしく成にけ
 +      れはあまた哥読ける中に、
 +        あふさかはあつまちとこそききしかと、心つくしの
 +        名にこそ有けれ、
 +        いまはたた思ひたえなんとはかりを人つてなら
 +        ていふよしもかな、/k17
  


text/jikkinsho/s_jikkinsho05-11.txt · 最終更新: 2015/12/04 16:53 by Satoshi Nakagawa