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text:chomonju:s_chomonju375

古今著聞集 相撲強力第十五

375 承徳二年八月三日滝口所の衆等方を分けて馬場殿にて相撲あるべしと・・・

校訂本文

承徳二年(堀河1))八月三日、「滝口・所の衆等、方を分けて、馬場殿にて相撲あるべし」と沙汰ありけり。念人(ねんにん)、左方は頭弁基綱朝臣2)以下、右方、頭中将顕通朝臣3)以下を定められけり。当日にすでに出御ありけるほどに、院4)より子細を申されて、とどまりにけり。

さりながら、夜更けて、御殿の南面にして密々に取らせられけるとかや。

翻刻

(堀川)承徳二年八月三日瀧口所衆等方をわけて馬場殿に
て相撲あるへしと沙汰ありけり念人左方は頭弁基
綱朝臣以下右方頭中将顕通朝臣以下を定られけ
り当日にすてに出御ありけるほとに院より
子細を申されてととまりにけりさりなから夜深
て御殿の南面にして蜜々にとらせられけるとかや/s273l

http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100190287/viewer/273

1)
堀河天皇
2)
源基綱
3)
源顕通
4)
白河上皇


text/chomonju/s_chomonju375.txt · 最終更新: 2020/05/08 12:57 by Satoshi Nakagawa