text:chomonju:s_chomonju118
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text:chomonju:s_chomonju118 [2020/02/08 22:11] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:chomonju:s_chomonju118 [2020/02/08 22:11] – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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- | 大内記慶滋保胤、六条宮((村上天皇皇子具平親王))に参じて下問の時、事(こと)、時輩の文章に及びけるに、親王命じていはく、「匡衡((大江匡衡))は如何(いかん)」。答へていはく、 敢((敢は底本「取」に「敢(カン)イ」と異本注記。諸本・異本注記により訂正。))死之士数百騎、被介冑策驊騮、似過淡津之浜。其鋒森然少敢当者。(敢死の士数百騎、介冑を被り驊騮に策(むちうち)ちて、淡津の浜を過ぐるに似たり。その鋒森然として敢へて当る者少なし。)」。 | + | 大内記慶滋保胤、六条宮((村上天皇皇子具平親王))に参じて下問の時、事(こと)、時輩の文章に及びけるに、親王命じていはく、「匡衡((大江匡衡))は如何(いかん)」。答へていはく、「敢((敢は底本「取」に「敢(カン)イ」と異本注記。諸本・異本注記により訂正。))死之士数百騎、被介冑策驊騮、似過淡津之浜。其鋒森然少敢当者。(敢死の士数百騎、介冑を被り驊騮に策(むちうち)ちて、淡津の浜を過ぐるに似たり。その鋒森然として敢へて当る者少なし。)」。 |
また命じていはく、「斉名((紀斉名))は如何」。答へていはく、「瑞雪之朝、瑶台之上、似弾箏柱。(瑞雪の朝、瑶台の上、箏柱を弾ずるに似たり。)」。 | また命じていはく、「斉名((紀斉名))は如何」。答へていはく、「瑞雪之朝、瑶台之上、似弾箏柱。(瑞雪の朝、瑶台の上、箏柱を弾ずるに似たり。)」。 |
text/chomonju/s_chomonju118.txt · 最終更新: 2020/02/08 22:13 by Satoshi Nakagawa