ユーザ用ツール

サイト用ツール


text:chomonju:s_chomonju110

古今著聞集 文学第五

110 安楽寺作文序を相規が書きけるに・・・

校訂本文

「安楽寺作文序」を相規1)が書きけるに、

 王子晋之昇仙、後人立祠於緱嶺之月 (王子晋の昇仙、後人緱嶺の月に祠を立つ)

 羊大傅之早世、行客墜涙於峴山之雲 (羊大傅の早世、行客峴山の雲に涙を墜す)

この句、ことにすぐれたりけるを、後に月の明かかりけるに、安楽寺にて、直衣(なほし)の人詠じたるは、天神2)御感のあまりに現はれ給ひけるにや。

翻刻

安楽寺作文序を相規か書けるに王子晋之昇仙後/s89l

http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100190287/viewer/89

人立詞於緱嶺之月羊大傅之早世行客墜涙於峴
山之雲
この句ことにすくれたりけるを後に月のあかかりけるに
安楽寺にて直衣の人詠したるは天神御感のあまりに
あらはれ給けるにや/s90r

http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100190287/viewer/90

1)
源相規
2)
菅原道真


text/chomonju/s_chomonju110.txt · 最終更新: 2020/02/05 18:21 by Satoshi Nakagawa