rhizome:連歌
連歌
れんが
概要
詩歌の形態の一つ。一般的には和歌には含めない。
中世の連歌師の間では、『日本書紀』(25、26番)にある、日本武尊と火ともし人との片歌の唱和「新治 筑波を過ぎて 幾夜か寝つる」「&ruby(日々,かが)並べて 夜には九夜 日には十日を」を連歌の起源とし、「筑波の道」とも言われたが、短歌による連歌形式の最も古い例は『万葉集』巻八()の、尼と大伴家持の唱和である。
これを短連歌といい、『金葉和歌集』には「連歌」の部があり、『俊頼髄脳』には最初の連歌論が説かれる。
院政期ごろ、長句・短句・長句・・・と続ける長連歌が生まれ、鎌倉時代以降、百句からなる百韻が基本形式となり、賦物が設けられ、式目が制定された。
数人で詠むのが普通だが、一人で詠む独吟、二人の両吟、三人の三吟もある。
作品
連歌集
連歌論
rhizome/連歌.txt · 最終更新: 2014/03/16 04:39 by 127.0.0.1