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白居易

はくきょい・Bái Jūyì(772〜846)

略歴

は楽天。(中唐)の詩人。太原(山西省)の人。李白杜甫韓愈にならび、「李杜韓白」と呼ばれる。小説李娃伝』の作者、白行簡は弟。

旧唐書166、新唐書119。

29歳で進士に及第し、以後、翰林学士、左拾遺、忠州(四川省)、杭州(浙江省)、蘇州(江蘇省)などの地方官となったが、815年江州司馬に左遷される。「琵琶行」はそのときに作られた。

このころの社会批評の詩を自ら諷諭詩と名づけ、自身高く評価した。風諭詩の代表的なものに、809年に作られた『新楽府』50編がある。

820年、穆宗により中央に戻され、詔勅の製作を担当。四年後穆宗の死を契機に風諭詩から日常生活を歌う閑適詩を作るようになり、詩型も古体詩がへり、近体詩が多くなる。

846年、75歳で死去。

白居易の詩は我が国の文学にも多大な影響を与えている。たとえば、「長恨歌」は源氏物語の下敷きになっており、枕草子に「文は文集」とある『白氏文集』は貴族の愛読書だった。

しかし、日本では社会批評と文学は馴染まず、白居易の享受は、自身が高く評価していた諷諭詩ではなく、閑適詩や感傷詩であった。

作品

長恨歌

百二十句からなる七言古詩で、玄宗皇帝楊貴妃の恋愛を歌ったもの。

内容的には、玄宗皇帝と楊貴妃の恋愛・安禄山の乱による成都への逃亡と楊貴妃の死・安禄山の乱平定による長安への帰還・方士による楊貴妃の招魂の四部からなる。

この作品は『源氏物語』を始めとする、日本の古典文学に多大な影響を及ぼしたことで知られる。

なお、長恨歌を題材にした唐代小説に『長恨歌伝』があり、こちらも日本で多く読まれた。

【参考サイト】

琵琶行

【参考サイト】

rhizome/白居易.txt · 最終更新: 2014/03/27 16:53 by Satoshi Nakagawa
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