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rhizome:本地垂迹説
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rhizome:本地垂迹説 [2014/03/16 04:39] (現在) – 作成 - 外部編集 127.0.0.1
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 +====== 本地垂迹説 ======
 +
 +ほんじすいじゃくせつ
 +
 +[[神仏習合思想]]の一つで、日本の神の正体(本地)は仏であり、仏が日本人を救うために仮に神として現れた(垂迹した)という思想。
 +
 +[[平安時代]]以前にも、神の名に菩薩号を付す「八幡大**菩薩**」のように萌芽がみられるが(菩薩は仏ではない)、神を仏と同体であるとみなす思想は、平安時代中期から現れ始める。例えば「八幡大**権現**」の「権現」は神が仮(権)に現れたという意味である。
 +
 +文学的には[[鎌倉時代]]以降、[[軍記]]、[[御伽草子]]や[[説教浄瑠璃]]、[[古浄瑠璃]]などの[[本地物]]に影響を与えた。
  
rhizome/本地垂迹説.txt · 最終更新: 2014/03/16 04:39 by 127.0.0.1